最近の論文不正に関して思い出したこと

最近、日本の有名な研究所から出た論文に不正(不適切な取扱い)があったとの報道を聞いていたら、学生時代にボスから言われたことを思い出だした。

証拠写真の取扱いについて、
「証拠写真は回転させることは不正ではないが、画像解析用のプログラム等をつかって写真を(左右・上下)反転させることは不正である。」と厳しく言っていたことを思い出した。

写真を回転させることは、実際にあった現象を別の角度から見ているだけなので、それはOKであるが、写真を反転させることは、その反転させた写真に写っている現象が目の前にはないのでNGである。ものすごく単純なことである。だが、これがサイエンスである。

これはどんな実験にも言えることである。

目の前にある現象を忠実に報告するのがサイエンスであり、自分のほしいデータだけを好きな形にして報告するのはサイエンスではない。

こんなことも習ってこず、研究者になるとは、同じ研究者として、恥ずかしい限りである。